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第105話 歪められた真実

Author: 八戸三春
last update publish date: 2026-09-17 09:07:47

第105話 歪められた真実

穏やかな朝の光が、「ネクスト・AI」最上階のCEO執務室に差し込んでいた。

昨夜の激闘を感じさせないほど静かな室内で、澪はソファーに腰掛け、すやすやと眠る愛娘・陽のおでこに優しく触れていた。横では怜央が、今後のセキュリティ体制についての報告書に目を通している。

「警察の初動捜査のおかげで、昨夜の襲撃に関わった傭兵たちの足取りは掴めつつある。だが……」

怜央が言葉を言いかけたその時、デスクの上の専用端末がけたたましいバイブレーション音を立てた。

画面に表示されたのは、広報部長の青ざめた顔写真と「緊急」の文字だった。

「どうした?」

怜央が応答ボタンを押すと、スピーカー越しに悲鳴に近い広報部長の声が響き渡った。

『CEO! 今すぐ国内外の主要SNSと動画プラットフォームのトレンドをご確認ください! 大変なことが起きています……!』

怜央が手元のタブレットを操作し、グローバルSNSのリアルタイム検索画面を開いた瞬間、息をのむ音が室内に響いた。

トレンド順位の第1位から5位までを、不穏なハッシュタグが独占していたのだ。

『#鷹司澪の恐るべき告白』 『#ルミナスグリ
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